128スライスのCT装置では、0.625mmで全身を数秒で撮像することができます。 当院開発の無麻酔用ポジショナーを使用することで麻酔下と同等レベルでの無麻酔CT 検査も実施可能です(ただし性格・部位によって適応外もあります)。


人医療でX線検査・超音波検査で診断できないから、とりあえずお腹を切って開けて診て見ましょうと言いません。 異常が表面にあるわけでなく、触っても判らないばかりか、開腹手術して想定外の腫瘍で閉腹や何もないとなればお腹を切る必要性がないからで、術前にCT検査などで精査を実施します。
X線検査で描出されない微小な肺転移、リンパ節もCTでは検出可能です。X線検査の術前の肺転移の有無は正確ではありません。
 
 
血行動態パターンで腫瘍の有無の確認(赤矢印)
 
 
先入観で特定部位だけ撮像するのではなく、転移や主病巣検出のため全身撮像が必要です。下図の場合、股関節の疾患で治療されていましたが、脊髄腫瘍でした。
 
血管の疾患も3Dで描出可能です。
 
術中に腫瘍の血管や転移などを確認することは困難です。 術前シュミレーションすることでより安全に手術可能になります。
外科や抗癌剤などの効果かどうかの治療効果の判定に適しています。
 
 
事前に予約が必要ですので担当医師とご相談の上お申し込みください。
血液検査・心電図検査、体調や生活習慣、これまでの病歴や施術暦などをお尋ねしてて健康状態を把握。病気に合わせたより正確な診断方法を選択します。
検査前日の食事は控えてもらいますが、飲水は大丈夫です。 麻酔・無麻酔での検査を実施します。
検査時間は数秒ですが、何度も撮像します。無麻酔CTの場合は、装置の装着などで検査前に時間が必要になります。
ワークステーションを使用してより判りやすく3DCTでの検査結果を話します。 検査終了後、約30分から1時間で説明が可能です。