CTテクノロジー 第7回福山セミナー

11/3-4にかけて 福山でCTセミナーがありました。
毎年出席していますが ウェルサンピア福山で共催/CTテクノロジーセミナーとエイザイ株式会社です。
11/3 講演内容
講演①「デジタル的CT画像理論」 
      金沢大学大学院医学系研究科 保険学専攻 市川勝弘先生
講演②「超実践分解能」
      耳鼻咽喉科麻生病院 宮下宗治先生
講演③「心臓CTの基礎」
      藤田保健衛生大学病院 井田義宏先生
講演④「CT画像」(被爆と画質)    
      済生会中和病院 大沢一彰先生
講演⑤「CTのネットーク対応」
      順天堂大学医学部付属練馬病院木暮陽介先生
意見交換 Evening Project
11/4 講演内容
講演⑥「実践MDCT」(胸部)
      大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター山口道弘先生
講演⑦「今年の神経放射線の話」
      札幌医科大学付属病院 平野 透先生
講演⑧「実践MDCT」(肝)     
      広島大学病院 石風呂 実先生

以上の内容でした。
講師の先生方は日本を代表するエキスパートであり世界でも活躍されている著明な先生方です。
そんな中 私獣医師一人で がんばって一番力を注いでいる意見交換や2次会・3次会など逆に知らない人はいないといった感じで飲んでます(^_^;) 
一言で言えば石風呂先生などがサポートしていろいろな人脈をつなげてくれたくれたおかげです。

講演内容では画像がない数字やグラフだけの講演など獣医では考えられないぐらい
CT装置にこだわりを持っているといつも痛感します<(_ _)>
きれいな3D画像は当たり前ですが、解剖から腫瘍に対しては腫瘍マーカーやひじょうに勉強していると思います。
獣医ではCT装置をはじめて導入してこれまで使用したこともなくてもいつの間にか 1-2年の使用経験の中で撮像方法から読影など何でも知っている感じで講師なんかしている先生もいます。 本当に勉強している施設は日本でどれくらいいるのでしょうか?

セミナーの中でも話が出ていましたが多列化で64列が現在市販の装置で最高ですが、一日の検査数に似合った装置もしくは仕事量の増大を求むといっていました。
血税で64列が一日20数件とはなんぞやと <`ヘ´>

私もそこで言いたかった 獣医は一日数十件も撮像することはないと思うのに
医療の多列の波に押され 必要以上の装置を購入してしまっているのではないか(ー_ー)!!
実際 その装置に見合った画像、仕事量、診断能など もっと人間の勉強会に獣医も参加するべきだと

ちょっと愚痴ぽくなりましたが 

それでは

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このページは、谷浦動物病院が2007年11月 5日 07:29に書いたブログ記事です。

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